新年祈祷会

『「無力の人」はやさしくなれる!』の著者、庵那章人さんの主催する新年祈祷大祭がありましたので、お邪魔してきました!

功徳を求めず、ひたすら空っぽになるお経だそうです。病気が治るとか、商売が繁盛するとか、一切の欲を忘れてしまう祈祷大祭。自我の迷妄をぶちやぶる何かを感じました。横に置いてある衣類は、参加できなかった方々のもの。肌着祈祷だそうです。

大音声の祈祷が終わると、こんどは穏やかな講話です。明日のために必要なものは? 一ヶ月後に必要なものは? すべて今日があってこそ。今日をしっかり向上心を持って生きる事が大切。次いで大切ながらなかなかできないのが、感謝すること、反省すること。

中には今日の不幸、例えば病に悩む方もいます。しかし、病を知らずに体を酷使したらもっと短命だったかも知れない。病を得たことで体に気を遣いもっと長生きすることがあるのだ、といったお話でした。

日常生活に追われ、こうしたことを考える時間の少なくなった現代人にとって必要な何かがそこにはありました。

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制作中の書籍の紹介①

今期刊行予定の『戦場の科学』の一部を順次紹介していこうと思います。本書では、カウンターフォース戦略とカウンターバリュー戦略について語っている章があります。
戦力と工業力(生産力)を比較すると戦力が優位ですから、戦力を先に潰す戦略(カウンターフォース戦略)が有効であると本書では解説し、数式で証明していきます。
戦力が相対的に弱く、生産力が強い国が勝つことは通常ない、と著者は述べています。時間があれば生産力が戦力を生み出すので、この限りではありませんが、通常、戦力に優位に立つ者はその時間的余裕を相手に与えません。
対して、カウンターバリュー(カンターシティ)戦略は、敵の生産力を削減し結果として敵戦力の減衰を狙う戦略です。この戦力を採用し、相手方がカウンターフォース戦略を採用した場合、後者が有利(一定の条件のもと)となることなども説明されています。
なお、この理論が出て来たのは、第二次世界大戦中から冷戦期の話です。
それ以前のスペイン内戦でのゲルニカ空襲、日本による重慶爆撃、ナチスドイツによるロンドン空襲などは、抗戦の意志を挫くことが主たる目的であり、こうした戦略とは無縁の話となります。
今後も本書のエッセンスを簡単に説明し、皆様のご購入にあたっての検討材料としていきたいと思います。