連載「無力の人」二

タイトルの「無力の人」についていろいろと考えさせられます。 富やプライド、名誉などは自分を縛るものでもあるようです。 あればあったで失う恐怖もひとしおです。

大切なのは、今日、今、この瞬間。無力でも自由な生き方を知らねば、 何を持っていても成功者ではないと著者は説きます。 序文に「本当の自分」という言葉がでてきます。 「本当の自分」というと自分探しとか、どこか遠くに旅して探すなどと 揶揄を含めて言及される言葉です。

この本では、もっとシンプルに、「今」をテーマに自分を知ろうと呼びかけます。 ここでは大金持ちになっても逃れられない病、人の不条理などもわかりやすく説明されて います。 富や名声、健康について考え、不安や渇望に苦しむより、その前に知るべき簡単な方法があるのです。

著者は、ZENMASTERその他いろいろと肩書きを書いていますが、本当のところは、厳しい修行をしてきた名刹の住職です。ZEN→禅とくれば「不立文字」を連想される方もいらっしゃるかも知れません。文字では伝えきれないものがある。 著者は、それでも私たちに何かを語りかけようとしています。 そのエッセンスや各エピソードのさわりをこれからも掲載していきます。

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